あらいぐまとねずみたち

先日夜なべで作っていたお人形たち。

年中の長男のために作りました。

長男の通う幼稚園では今年度最後の大きな取り組みとなる
「劇」の活動が始まっています。

劇と言っても、先生の決めた配役で決まったセリフを覚えて・・
という劇ではありません。

子どもたちが絵本の世界を楽しみ、ごっこ遊びをし、
そこから世界観を深めて話し合って作り上げていく劇。

今回、長男のクラスはこの本が題材になりました。
「あらいぐまとねずみたち 大友康夫 著」

シンプルなお話なんですが、描写が細かく、見ていてとても楽しい♪
最近絵本の読み聞かせも拒否られるので・・・
私が楽しそうに読んでいたら背中に乗って一緒に見始めた長男。
興味津々!このお話はとても気に入ってる様子♪

長男は自分や人が「何か」になってしまうことに抵抗があるようで
とても嫌がります。(まだそれがどうしてかは説明はできないのでわかりませんが、ASDの特性からくるものかしら?)
そうなると、劇ってとってもハードル高い!笑

昨年の劇の会も、参加は難しく
舞台の道具を作るところでなんとか参加ができたかなという感じ。
劇の参観の日は、教室に自分の子がいない状態でクラスの子を観るという感じでした。我が子がいない中、母は揺れる気持ちをどうにか保ってクラスの子の劇に集中して楽しみました(笑)

さてさて今年はどうなりますか。
先生と面談をさせていただき、劇の参加が難しかったら無理して出させる必要はないこと、舞台美術係として、本人が楽しんでできる部分でクラスのみんなに認められて参加ができればいいと話してきました。

でも、初めから無理って決めつけるのもね?
もちろん嫌がることを無理やりさせるのは意味がないですが、なぜ、今の長男にとって「何が」難しいのかを考えるいいチャンス。
今の長男はいったいどの辺を狙うと、ちょっと頑張ってできた!になるのか。

出来るだけのことはして、少しでもステップアップできたらなと思いいろいろ考えていて・・・あ!っとおもったこと。

「絵本」という二次元の世界と、「劇(ごっこ遊び)」の三次元の世界がつながらないのかも?

しかも絵本の中ではあらいぐまとねずみの姿なのに、ごっこ遊びは人間。
まずはそこかな!?ということで、この夜なべで作った人形です。

まずは二次元の世界から、三次元にあらいぐまとねずみに出てきてもらおうと思って作ったのでした。

長男はぬいぐるみとか大好きなので、まずはこのとっつきやすい人形でごっこ遊びができたらいいかなと。 思いついたときは我ながらいいアイディア!と思いました(笑)

作ってみたら、大成功!
ちゃんと絵本のあらいぐまとねずみだとわかってくれて、
私が絵本の上で人形を動かしながら遊んでいるとねずみ役をやってくれました。
自分が何かに変わるのはNGですが、人形でごっこは大丈夫。

じゃ次はどうしようか?身に着けてごっこ遊びができるパペットを作ってみようかな??と考えています。

割と可愛いので担任の先生にも人形を見てもらい、褒めてもらい、母も自己肯定感アップー(笑)

でもまぁ、あまりしつこくなりすぎないように、ってところが大事。
家でさりげなくサポートできる部分はしていって「みんなと一緒にやって楽しかった!」と長男が思える劇の会にしていければと思います。

嬉しかったことメモ
・今日は幼稚園の茶話会があるので次男は保育園の一時預かり。上二人の送りが終わったら三男はおねむでぐっすり!ちょっと手作業したり、こんな風にブログを書く余裕がある~~!すごーい!
・最近長男が割と気持ちよく幼稚園へ行ってくれる♪
・保育園へ送っていった次男、年下の女の子にすごくやさしく遊んであげてる!弟はぶっ飛ばすのにね(笑)
・なんかいろんなやりたいことがいーっぱい膨らみまくっている!わくわくの春!!いいこと考えた!ってことがいっぱい、忘れないように常にメモ!

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